勉強中のメモ。
酸が金属と反応するときなぜ水素が発生するのか
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2HCl + Mg → H2 + MgCl2 |
たとえばこの反応。2HClは2H+と2Cl-に分かれる。2H+がなぜH2になるのかわからなかった。だってプラス同士だから反発する。
他方、2Cl-とMgを合わせてもマイナスとなり釣り合わない。なるほどMgから電子2個が外れてMg2-になり、電子2個が2H+とあわさって2HからのH2になるわけか。
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2HCl + Mg → 2H+ + 2Cl- + Mg2- + 2e → H2 + MgCl2 |
これでプラスとマイナスの辻褄があう。
Clが我慢してHと結合しているが、Mgが現れたのでHをすててMgと結合。余った電子が水素イオンと結合して水素が発生ということだな。金属から電子を奪う=金属を酸化するとも解釈できるなぁ。
ググってもどんぴしゃな記事を見つけられないのだけど、たぶんこれであってると思う。
なぜ反応するのか
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CuO + H2 → Cu + H2O |
酸化銅と水素を燃やすとこのように反応するのだけど、なんで反応するのか。CuOとH2がそのままでいない理由はなんなのか。
たぶん、銅(Cu)より水素(H)のほうがイオン化傾向が強いから。銅より水素のほうがイオンになりやすいので元素が組み変わった。安定した状態になるために反応した。
イオン結合と共有結合
結合方法 | 結合する組み合わせ | できあがるもの |
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共有結合 | 非金属同士の結合 | 分子 |
イオン結合 | 金属と非金属の結合 | イオン |
水素結合 | 水素と非金属の結合? | |
金属結合 | 金属同士の結合? | 金属? |
都市ガスとLPガス
ガス | 主原料 | 化学式 | 化学反応式 | |
---|---|---|---|---|
都市ガス | 天然ガス | メタン | CH4(炭化水素) | CH4 + 2O2 → CO2 + 2H2O + 熱(891kJ) |
LPガス | プロパンガス | プロパン | C3H8(炭化水素) | C3H8 + 5O2 → 3CO2 + 4H2O + 熱(?kJ) |
ふだん使っている都市ガスは、熱を生成する副産物として二酸化炭素と水を生成していたのか。二酸化炭素を生成することは知っていたが、水も出してたんだね。こういう日常と結びつくとおもしろいし覚えられる。
金属の錆びをとる
金属の錆びをとるには、その金属よりイオン化傾向の大きい金属と反応させればいい。たとえば銀Agの錆びをとるために銅Cuと反応せる例。イオン化傾向はCu>Ag。
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2AgNO3 + Cu → 2Ag + Cu(NO3)2 |
Cuが酸化される代わりにAgが還元された。
金属と反応させるかわりに水素と反応させることもある。たとえば
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CuO + H2 → Cu + H2O |
示性式・構造式
おなじ元素の組み合わせでも、共有結合のかみ合わせが異なると異なる化合物ができる。たとえば
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C2H6O → CH3CH2OH(エタノール) or CH3OCH3(ジメチルエーテル) |
左辺が分子式で右辺が示性式。もっとくわしくつながり方を可視化したものが構造式。
疑問点
- 2Mg+O2→2MgOのような酸化反応って、なんで燃やさないと起こらないんだろう。金属結合が融けないと反応しないからと理解していいのかな?
- →2Mg+O2が持っていた化学エネルギーが熱として放出されて、エネルギーが小さい2MgOになった。つまりエネルギーが低い状態に移行したということか?
- CO2+2Mg→C+2MgOも、左より右のほうがエネルギーが低いということなのかなぁ。CO2って基本反応の副産物として生成されることが多いのでエネルギーが少ないような感じがするのだけど、不思議だなぁ。